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2025年3月14日カテゴリー:

サイエンスツアーⅣ 2日目

 

3月14日(木)サイエンスツアーⅣの2日目です。

今日の最初の見学地は、徳島県海陽町の那佐半島です。こちらでは、逆転した海成層の見学を行いました。

本日は、高知大学の公文先生にご同行いただき、地層の見方やプレート運動による

地層の動きなど様々な講義を現地でしていただきました。

 

 

次に、徳島県の天然記念物に指定されている化石漣痕の見学を経由して、室戸世界ジオパークセンターに伺いました。

ジオパークセンターでは、付加体や河川堆積物が海中で運ばれていることなどを勉強しました。

付加体堆積物に含まれる鉱物から、富士川からもたらされた河川堆積物が室戸の海まで運ばれていることが

わかっているそうです。とてつもない距離です!

 

 

ジオパークセンターの後、室戸岬で実際の岩石を観察しました。室戸岬での野外研修の始めは、

海面から約30mの高さにある「室戸展望台」です。

もし、地震が起こったら、約140km離れた南海トラフからおよそ10分で津波が到達するそうです。

避難場所の確認と防災学習を行いました。

 

 

いよいよ室戸岬先端です。切り立った堆積物は圧巻でした!

 

 

本日最後の見学地は、室戸岬西側の行当岬の新村遊歩道での岩石の見学です。室戸岬に比べると、

薄い「しましま」を見ることができました。こちらは、泥岩が多い地層のため、薄い地層になっているそうです。

 

 

公文先生、ジオパークセンターの柿崎さん、ありがとうございました!